ラグビー「埼玉パナソニックワイルドナイツ」の2選手に聞く「憧れる選手」になるための心得

大西 樹(おおにし・いつき)さん、竹山 晃暉(たけやま・こうき)さん

国内ラグビーチームの名門・埼玉パナソニックワイルドナイツ。オフィシャルスポンサーであるオロビアンコはスーツやネクタイなどの提供を通じて、勇猛な戦士たちの装いやラグビー文化の発展をサポートしてきました。
今回は大西樹選手と竹山晃暉選手のお二人に、ラグビーに寄せる想いやオフの過ごし方を伺いました。

ラグビーほど熱くなれるスポーツはない

取材当日、ホームグラウンドである熊谷ラグビー場に現れた大西選手と竹山選手。日に焼けた顔やスーツ越しでも伝わる大きな体に、ラグビー選手らしさを感じます。
取材が行われた7月は公式戦「リーグワン」のオフシーズンで、今はウエイトトレーニングなど個人練習に励んでいるという二人。チーム練習がスタートする8月末に向けて、調子を上げているところだといいます。

大西 樹(おおにし・いつき)さん、竹山 晃暉(たけやま・こうき)さん

日々ラグビーの試合やトレーニングを重ねていく中で、「大切にしていること」を伺いました。

大西「一貫性を持つことです。グラウンドに一歩足を踏み入れれば、常に試合を意識して、パスやキャッチなどプレーの一つひとつに集中する。練習と本番でムラがあると監督も使いづらくて、メンバーから外れちゃうんですよね。オフにしっかりリラックスすることも大切ですし、やるときは常に最高のパフォーマンスを発揮できるよう心掛けています」
竹山「僕は基本的なプレーをすごく意識していますね。樹さんも話していましたけど、試合をイメージしてパスやキャッチの精度を高めるのはそう簡単ではなく、意識を高く保つ必要があるんです。あとは、成長するマインドを常に持つことでしょうか。うまくいかない時期もありますから、そうしたときでもうまくマインドをコントロールして、自分を成長できるよう心身を整えていかなければなりません」

大西 樹(おおにし・いつき)さん

体と体が激しくぶつかり合い、怪我することも少なくないラグビー。その激しさこそが、この競技に魅せられた理由だと大西選手は打ち明けます。

大西「勝利のために全員が体を張る、すごく熱くなれるスポーツなんです。骨をきしませながらタックルで敵の動きを止める仲間もいれば、めちゃくちゃ足が早くて敵陣を駆け込んでいく仲間もいる。たくさんの個性が集まって、みなで勝利に向かうんです。僕はもともとバレーや陸上をやっていて、ラグビーと出会ったのは高校からなんですが、勝利したときに心の奥底から湧き上がる喜びも、負けたときに味わう悔しさも、これ以上ないほど感情が高ぶるんですよ」
竹山「僕も一緒です。本当に熱くなれるんですよね。それに、ラグビーを通じてさまざまな学びも得ることができました。僕は幼い頃からラグビー一筋なんですけど、それこそ挨拶の仕方ひとつから、人間としての正しい生き方というようなものまで、たくさんの学びがありました。ラグビーをやってきてよかったなと思っています」

竹山 晃暉(たけやま・こうき)さん

オロビアンコのスーツがモチベーションを高めるきっかけに

試合や練習に集中する一方、オフのリフレッシュも大切にしているという二人。大西選手は仲間とサウナや飲みに出かけることが多く、竹山選手は外部の会合に参加するなど多くの人と会うようにしていると話します。

大西「10代のころから裏原系のファッションが好きで、街に買い物へ出ることも多いですよ」
竹山「そうそう、樹さん、スニーカーコレクターなんです。ものすごい数を持っていて、毎日違うスニーカーを履いて練習に来ていますから」
大西「自分が好きな格好しかできないタイプ。TPOをわきまえられないです(笑)。その点、晃暉は雑誌『Safari』に出てきそうな、イケてる格好が多いよね」
竹山「そうですか?(笑) たしかにアメリカ西海岸であったり、イタリアンブランドのファッションが好みで、『イケオジ』を目指しています(笑)」

大西 樹(おおにし・いつき)さん、竹山 晃暉(たけやま・こうき)さん

公式戦の移動などは、チーム全員でオロビアンコが特別に誂えたスーツを着用しています。

大西「いつも『最高にカッコイイな』と感じています。僕、本来スーツは苦手なのですが、これはすごくカッコイイのでテンションがあがるんですよね。スイッチがうまく切り替わって、『やるぞ!』とモチベーションも高まっていくんです」
竹山「本当にそうですよね。僕は地元の社長さんにお会いしに行くときにも着させてもらっているんですけど、おかげでいい印象を持っていただけているようで。チームのみんながスーツ姿で移動するときも、いい意味で注目していただいていると感じています。こどもたちも見られているわけですから、ラグビー選手に対して憧れを抱いてもらえるように、プレー以外でも身だしなみや振る舞いは大切にしていきたいですね」

大西 樹(おおにし・いつき)さん

オロビアンコで極めた姿も見せ場のひとつ

バッグやウエア、アクセサリーなど、幅広いラインナップを展開しているオロビアンコ。ブランドに対する印象についても伺いました。

竹山「僕は1996年生まれで、実はオロビアンコと同級生。それもあって、特別な親近感があるんですよね。バッグや腕時計を身に着ける機会があり、統一感があって洗練されたブランドなんだって実感しました」

竹山 晃暉(たけやま・こうき)さん

大西「すごく品があるブランドだよね。よく電車とかで目にしますよ。『格好いいバッグだな』と思ったら、それがオロビアンコだったということも多くて。なかでも、僕は時計やメガネ、シューズが好きですね。すごくオシャレだから、着こなしのアクセントとしてうまく機能してくれるから。『イケオジ』系な晃暉のほうがうまく使いこなしそうだけど(笑)」
竹山「いえいえ、樹さんもイケてますよ(笑)」
大西「アイテムの種類も豊富ですよね。ギフトとして贈ってもらっても、すごく嬉しくなるものばかりだと思います」

大西 樹(おおにし・いつき)さん

最後にラグビーファン、そしてオロビアンコユーザーに向けてメッセージをもらいました。

竹山「自分たちは移動する時間も長く、チーム全員でオロビアンコのスーツを身にまとうことも見せ場のひとつだと思っています。ラグビーのプレーももちろんですが、そうした移動のシーンも含めてみなさんにご覧いただいて、なにかを感じていただける存在でありたいなと思っています」
大西「そうですね。個人的にもオロビアンコが大好きなので、ぜひみなさんにも何らかの製品を使ってみてもらいたい。そして、僕らの『仲間』になってもらえると嬉しいですね」

次期リーグ優勝を目指し、日々トレーニングに励んでいる大西選手と竹山選手。オロビアンコもその一助として、チームの勝利に貢献しています。

大西 樹(おおにし・いつき)さん

<プロフィール>
大西 樹(おおにし・いつき)
1995年12月9日生まれ、北海道出身。ポジションはフランカー/No.8。身長185cm、体重98kg。高校のときからラグビーを開始。「日本一」になることの憧れから、大学卒業後にワイルドナイツに入団。フォワードの一員として前線を押し上げるとともに、タックルにジャッカル、さらにはトライまで多彩に活躍する。

竹山 晃暉(たけやま・こうき)さん

<プロフィール>
竹山 晃暉(たけやま・こうき)
1996年9月25日生まれ、奈良県出身。ポジションはウイング/スタンドオフ/フルバック。身長175cm、体重84kg。大相撲の元幕下力士「星鶴王」の父からの勧めで、3歳でラグビーを始める。7人制ユース日本代表も経験。パス、ラン、キックとすべての高いパフォーマンスを発揮し、2022年リーグワン初代王者に大きく貢献した。

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